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江戸の見た見た詐欺

現在は「オレオレ詐欺」改め「振り込み詐欺」が横行する時代だが、幕末には「見た見た詐欺」が横行した。商店などで買い物をしていると、ちょつと用足しの間だけ、預かってほしい、と風呂敷包みを預けられる。そのさい、いわくありげに「絶対に中を見ては困る」と念押しされるのだが、そう言われると、見たくなるのが人情というもの、そっと風呂敷をほどいてみると、中には舶来人形が一体包んでありました。やがてもどってくると、「中を見たろう」とすごい剣幕で文句をつける。見てないといっても、風呂敷の結び目が微妙に違っている、さらに男が人形を取り出して腹を押すと、仕込まれた笛によって「みたみた」としゃべる、男はドスをきかせ、「この人形はキリシタンのご神体、お祓いをしなければ神罰が下る」と迫り、いくらかのお祓い料を出せさるという、恐喝と霊感商法を組み合わせた犯罪が横行した。当時は舶来人形が珍しかったので「ミタミタ」と話す、人形に驚いて意外とお金を払ってしまうほいとが多かったという話です。江戸幕末、篤姫の時代のお話でしたーーー。

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